こんにちは!日本人ゴスペル講師のジェンナと申します。このページにお越しいただき、ありがとうございます。
「ナイル川の源流」がある街として知られるウガンダのジンジャ(Jinja)に、元ストリートチルドレンのウガンダ人青年スタロン(Stallone Lugonda)くんが約40人の子どもたちと暮らす、「UNITY HOUSE UGANDA」があります。
長年自費でストリートから孤児たちを救い、面倒を見るという活動をしてきたスタロンくんと、私ジェンナが知り合ったのは2023年7月。そこから、彼のUNITY HOUSEを日本から応援する活動が始まりました。
もともとスタロンくんと子どもたちは、水道も井戸もない小さな村で暮らしていました。2023年7月にオンライン上で私ジェンナと知り合い、そこからトイレ建設プロジェクト、井戸建設プロジェクトなどを通して信頼関係を築いていきました。
10月には彼の活動を知ったウガンダ人とアメリカ人のご夫妻から、大きな邸宅を安い家賃で使わせてもらえることになりました。これが大きな転機となり、「UNITY HOUSE UGANDA」という名称を付けての活動がスタートしました。
2023年12月には、私ジェンナが現地を訪れ、2週間を共に過ごしました。その様子はこちらのブログ記事やYouTube映像でご覧いただけます!
18歳年の離れたスタロンくんは、人種は違えど、いまや私にとっては息子のような存在です。私は10代の頃からアフリカの文化に惹かれ、高校卒業後に約1ヶ月間を西アフリカのトーゴで過ごした経験から、国際協力を始めました。
私が代表を務めるゴスペルグループ「GQ Family」として支援して来た国は、これまでに15ヵ国、総額4千万円以上。(2023年12月時点)
しかしこの「UNITY HOUSE」が、これまでの20年以上の国際協力活動と決定的に違う点は、インターネットを活用した現地との直接のコミュニケーションです。
寄付で何かを購入する際には、ビデオ通話でおしゃべりしながらお店やマーケットへ。スタロンくんが家に着いたら、今度は子どもたちの元気な笑顔が画面越しに。
「ジェンナ、元気?」
「今からジェンナのために歌うね!」
スタロンくんの超マメなコミュニケーション(!)は、地球の裏側でもすぐそばにいるような、全く新しい国際協力のかたちを切り開いてくれました。
遠くにいながら、ウガンダの元気いっぱいの子どもたちの「ファミリー」になれる。そんな関係を築かせてくれた、スタロンくんの活動を応援するために、このページを開設させていただきました。
2024年6月26日
ジェンナ
(GQ Family / NGOゴスペル広場 代表)
歌や踊りが大好きな子どもたちに、GQ Familyからスピーカーを、ジェンナから10曲のオリジナルソングをプレゼント!2023年12月にジェンナが滞在した2週間は、14日間の集中ゴスペルワークショップとなりました。
UNITY HOUSEのオリジナルソングは、全曲ジェンナが作詞作曲。アレンジは、ゴスペルの本場アメリカより、Todd DulaneyやMississippi Mass Choirなど数々のトップアーティストを手掛ける名プロデューサーMarcus Singletonが担当。
前向きなコトバとノリノリのサウンドで、子どもたちの心がどんどん解放されていきました。
さっきまで疲れた顔をしていた子どもたちが、音楽をかけるとパッと電気がついたように明るくなり全力で歌い出す…そんな「ゴスペルの力」を感じた14日間でした。
クリスチャンもモスレムもいるUNITY HOUSEでは、今までクリスチャンの子どもたちが賛美歌を歌うことはあったものの、「全員で歌える歌」がなかったそう。そこはまさに、「Sing in Unity. Live in Peace.」(ひとつになって歌い、平和に生きよう)を理念に活動してきた私の音楽の得意とするところ。
宗教という枠を超えて「愛」や「希望」が詰まった歌と、スキンシップの多い振り付けで、UNITY HOUSEの中に "Unity" (連帯感)が生まれていきました。
養鶏が新たな収入源になってくれることを目指し、鶏たちとの生活がスタート。
子どもたちも、このプロジェクトを通して鶏の世話を学んでいます。
このプロジェクトは、UNITY HOUSEを「子どもたちが様々なスキルを学べる場にしたい」というスタロンくんの夢に向けた第一歩でもあります。
スタロンくんは幼い頃に、学校に行かせてもらえずファームで強制労働をさせられた経験があり、農業、養鶏、大工仕事などの様々なスキルが、彼のその後の人生の大きな助けになったそうです。子どもたちにも、学校で学ぶ知識だけでなく、どこでも生きていけるスキルを身につけて欲しいというのが、スタロンくんの願いです。
ウガンダは良くも悪くも、"孤児支援"が盛んな国。
「Uganda Orphanage」(孤児院)と検索すると、山のような孤児院の情報が出てきます。なぜそれほど孤児が多いのでしょうか…。
子どもをたくさん産むことを良しとするアフリカの伝統的価値観に加え、10代の妊娠、避妊の普及率の低さ、性暴力など、さまざまな要因から、まず子どもの数が多いという背景があります。日本人の平均年齢49歳に対し、ウガンダの平均年齢は17歳という驚くべき若さで(2023年)、全人口の約8割が30歳以下といわれています。
そして20年以上続いた内戦や、HIVの蔓延により、多くの子どもが孤児になってしまったウガンダ。エイズ孤児だけでも100万人近くいるといわれています。
一方で、「孤児」と呼ばれる子どもたちのうち、少なくとも片親が生きているという子は8割以上だという説もあります。貧困に加え、薬物やアルコールなどの影響で育児を簡単に放棄してしまう親が多く、そうした子どもがストリートに出て犯罪に巻き込まれたり、薬物に手を染めてしまう例も少なくありません。
また、「孤児院」というだけで多額の寄付が集まってしまうことも問題で、そこに目をつけた「悪徳孤児院」がウガンダには多数存在します。貧困家庭から子どもを「リクルート」し、外国から寄付を集めては経営陣が私腹を肥やす…犯罪ともいえるそういった悪徳孤児院が度々ニュースになるウガンダ。支援には十分な注意が必要です。(スタロンくんの子どもたちの写真が勝手に使われたこともあったとか!)
多くの国民が貧困のサイクルから抜け出せない背景を探ると、高い学費と低い就学率という問題が見えてきます。2016年の統計データでは、小学校卒業率は61.5%、中学入学率は27.1%(出典:World Vision)。学費が高く子どもが多いウガンダでは、子どもたちが十分な教育を受けられず、負のサイクルからなかなか抜け出せないのが現状です。
国全体を変えることが難しくても、日本とつながれたことで人生が変わったという子どもたちを、ひとりでも二人でも増やしていきたいですね!
2024年1月、UNITY HOUSEから初めての中学生が2人誕生しました!
ウガンダの学校は、学年が上がるにつれ学費が高くなります。また、払える学費により、選べる学校の質も大きく変わるそうです。UNITY HOUSEの子どもたちがこれからも教育を受けられるよう、日本から「UNITY HOUSE奨学金」を送るサポーター制度が2024年1月にスタートしました。
ジェンナの率いる国際協力は「できるひとが、できるときに、できることを」がモットー。 みんなで少しずつを出し合って、大きな力に…!
奨学金サポーター専用のLINEグループを、オープンチャット形式で開設しました。ジェンナを介して現地とつながり、ウガンダを身近に感じてください。
スタロンくんや子どもたちにとっても、皆様の「顔が見える」ことが大きな励みになります!
UNITY HOUSEには、スタロンくん自身を含め、親に見捨てられた経験を持つ子どもが多くいます。そうした子どもたちにとって、「自分のことを気にかけて、応援してくれている大人がいる」と思えることが、生きる希望につながるものです。